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最新遺伝子検査情報

検査項目リスト

はじめに

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一人ひとりの体質に合わせた治療や予防に役立つ遺伝子多型検査、感染症病原体の高感度迅速検査など、遺伝子検査が持つ可能性を常に追求しています。

アディポネクチン遺伝子多型検査

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アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンの一種であり、インスリン感受性を高めたり、動脈硬化を抑制する作用があります。内臓脂肪が蓄積して肥満が進行するとアディポネクチンの分泌量が低下し、インスリン抵抗性が惹起され、2型糖尿病を発症してメタボリックシンドロームに進展していくと考えられています。このような性質を持つアディポネクチンは、2型糖尿病、メタボリックシンドロームの重要なバイオマーカーとして現在非常に注目されています。当社では、東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科教授 門脇孝先生よりライセンス供与を受け、新規に「アディポネクチン遺伝子多型検査」の受託を開始しております。

循環器疾患関連遺伝子多型検査

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本検査は、日本大学医学部病態病理学系臨床検査医学分野の中山智祥教授らが保有する特許の実施許諾契約に基づき実施するものです。
近年、食生活などのライフスタイルの変化に伴い、高血圧を始めとした循環器系疾患の罹患者が急増しており、その予防対策が急務となっております。中山教授らが明らかにした疾患感受性遺伝子の個人差を調べ、発症リスクを判定し、疾患の1次予防に役立てるのが本検査の目的です。

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結核性髄膜炎Nested PCR 検査

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2005年2月に、日本大学医学部病態病理学系臨床検査医学分野中山智祥教授より、結核菌の検出が困難な髄液検体から迅速・高感度に結核菌DNAを検出できる本法の技術供与を受けました。その後受託検査に適した形に改良を加え、2005年5月より、弊社独自の新規検査項目として受託を開始しました。各専門学会での発表が好評を得て、現在、全国の大学病院や官公立病院、大手センターなどから検査受託しています。

ノロウイルスRNA検査

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ノロウイルスは冬季の感染性胃腸炎・食中毒の主要原因です。ノロウイルス由来の食中毒は、一般的には軽症で治療を必要とせずに軽快しますが、まれに重症化する例もあり、老人や免疫力の低い乳児では死亡例も報告されています。本検査による高感度・迅速なノロウイルスRNAの検出は、ヒト‐ヒト感染の予防、食中毒対策および病院等の院内感染コントロールに非常に有用です。

パルスフィールド電気泳動(MRSA、緑膿菌)

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近年、抗菌薬耐性菌のアウトブレイクによる病院感染が問題になっています。病院感染対策を確実に行うためには「感染源調査」が必要ですが、それには詳しい菌株の特定が欠かせません。菌株特定には遺伝子型を決定する必要があり、パルスフィールドゲル電気泳動法が有効です。
病院感染のリスクマネジメントに、パルスフィールドゲル電気泳動検査をお役立て下さい。

性感染症(STD)スクリーニング検査

若年者での性感染症(STD)の蔓延が社会問題化している現在、性感染症病原体の網羅的かつ迅速なスクリーニングの意義は高まっています。当社では、韓国の遺伝子検査薬メーカーであるSeegene社製キットを採用し、リン菌、クラミジアをはじめ、ヘルペスウイルス、トリコモナスなどを一度に検査できるマルチプレックスPCR検査の受託を開始しております。

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CYP2D6

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CYP2D6は、臨床上重要な中枢神経系薬、β遮断薬、抗不整脈薬、抗高血圧薬など50種を越える薬物を代謝する酵素です。日本人における代謝欠損型のヒト(Poor Metabolizer)の割合は1%未満ですが、代謝能の低いヒト(IntermediateMetabolizer)の割合は15〜20%と高いと言われています。また、代謝能が極めて高いヒト(Ultrarapid Metabolizer)も存在します。この代謝の個人差はCYP2D6遺伝子の多型に起因するため、本検査により代謝能の予測が可能で、治療前の投薬方針決定や創薬の治験の際に役に立ちます。

(CYP2D6で代謝される代表的薬物)
抗うつ薬:アミトリプチリン、イミプラミン、デシプラミンなど
向精神薬:オランザピン、ハロペリドールなど 
β遮断薬:アテノロール、メトプロロール、プロプラノロールなど 
抗不整脈薬:エンカイニド、フレカイニドなど 
抗高血圧薬:インドラミン、グアノキサンなど
抗がん剤:タモキシフェン

CYP2C19(*2、*3)

CYP2C19は、プロトンポンプ阻害剤、抗不安薬、抗てんかん薬などの薬物を代謝する酵素で、2C19遺伝子で認められる点変異(*2G681A)、(*3 G636A)、により酵素活性が低下することが知られています。なかでもプロトンポンプ阻害剤を用いるピロリ菌の除菌治療では、本多型が除菌成功率に影響する事が明らかになっています。
日本人では約20%が代謝能の低いPoor Metabolizer(PM)といわれ、本検査は治療効果の向上や副作用低減のための薬物投与量の個別化・適正化に重要です。

(CYP2C19で代謝される代表的薬物)
プロトンポンプ阻害剤:オメプラゾール 
抗不安薬:ジアゼパム 抗てんかん薬:S-メフェニトイン
抗うつ薬:イミプラミンなど
抗血小板薬:クロピドグレル(プラビックス)

【連絡先・お問い合わせ窓口】

株式会社 保健科学 東日本 遺伝子検査課
〒365-8585 埼玉県鴻巣市天神3-673
TEL 048-543-4000 (受付時間:月〜土9:00〜17:30)
※日曜日、祝祭日、年末年始はお休みをさせて頂きます。
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